【2025】管理人が今年抜いた七つの大罪たち

聖書を読まない人間が祝う聖夜ほど、滑稽で不誠実なイベントもないわ。
日本人はキリスト教徒でもないくせに、都合のいい日だけ宗教をコスプレする。
神は死んだ。髪も死んだ。だから、罪だけに向き合おう。今年も管理人は、反省するでもなく、七つの大罪に手を出した。
というわけで管理人が今年ハマった動画を七つの罪に分類し、迷える子羊たちに紹介するので、孤独な聖夜を満たしてくれ。

 

題して 【2025】管理人が今年抜いた七つの大罪たち

 

何でシコるか考えるhinanin.comへようこそ。
お相手は、北斗の拳の新作アニメが楽しみな、Keep you burning 髪抜けて雛忍です。

毎年恒例の、聖夜まとめシリーズだ。
ご存じの通り、みんな大好きなアイドルもVチューバーも、この日はみんな普通にセックスしている。所詮、バキ童もたぬかなも、非モテをコスプレしていただけだろ。信じる者すら救わねえんだから、神も髪ももういい。

──だが、赦そう。
誰もが聖人ヅラをして生きているが、エロスはいつだって、罪の側から勃ち上がる。禁じられ、隠され、叱られた瞬間にだけ、欲望はひょっこり顔を出す。だから管理人は、今年抜いた罪を一つずつ告白し、懺悔する。
みなも自分の罪を胸にしまい、今夜くらいは右手で成仏させてくれ。

1:強欲の罪 Thelittlejuicer小水水 @EllaLee1998

一発目、強欲の罪、小水水ちゃん。これ好っきやわ~。オンリーファンズやポルノハブ系えちえちコンテンツクリエイター。

ショートサンプルでもわかる何度も噴射する潮吹き癖の持ち主。このイキっぷりこそ強欲の罪に値する。少し顔の加工がうざいが、この噴射っぷりはめちゃシコだ。

管理人は潮吹きに目がない。常に潮吹き動画を探している。
なぜ潮吹きが興奮するか──?
 
 
そこには制御の崩壊によるエロティシズムがあるからだ。
 
 
普段、美を管理している女の秩序が壊れ、素の身体が可視化される瞬間の合図──それが潮吹きである。
エロスというのはバタイユ的に言えば、疑似的な死の経験であり、破滅に触れることだ。
潮吹きはまさに、体の制御を失い、生の管理が崩れかけた境界の現象なのだ。
制御を失った女が放つ、その放物線の美しさ。その瞬間、管理人の右手も制御不能に陥り、生を忘れ、性にハゲんでしまうのである。どぴゅっ。


2:色欲の罪 YunaTamago_zZ

色欲の罪、ゆなたまごちゃん。──美人だ。

推せる理由はただひとつ、好みだからだ。
アメリカと日本にルーツを持つ。日本ルーツだけならもっとロリロリした成長曲線を描いていたかもしれない。それだと管理人は刺さらなかった。
OBOKOZUさんのように、欧米文化が入った日本人は、90年代女子が持ってたような大人びた女の雰囲気を宿す。それが好きだ。
 
この冷たい視線が良い。養豚場の豚を見るような眼差し。


ブヒブヒいいながら興奮してるんでしょ、私でシコりなさいよ
 
と高みから言われてるような目。
──これぞ色欲の罪である。
 
足癖が悪く、足でスマホもったりディルドもったりしながらずぼずぼ卑猥なまんこに抜き差しするのがいい。ケツの穴丸出しの背面オナニーが個人的に好きだ。胸のタトゥーに好み分かれるかもしれないが、この顔と背中の美しさがあれば問題あるまい。

役満ボディ岡田紗佳に似ているのもツボるポイントである。


3:嫉妬の罪 Nana_taipei

Nana_taipeiちゃん。これも抜けるのよ。台湾系、東南アジア系に最近ハマってるのだ。
ポルノハブで無料で見れる動画にシコれるの多いから見てきてくれ。
スタイル抜群の体から繰り出される、ヒール・美尻・ストッキングの3コンボハメに思わず見惚れてしまうはずだ。


ヒールや尻や後背位が抜けるのは、美女と真正面から対峙できない管理人の陰キャ気質にある。
真正面から女を抱ける男には嫉妬する。嫉妬は管理人の罪らしい。
 
 
だが──、そこにエロティシズムが宿っている。
 
 
異性と正面から向き合い、目を合わせ、抱き合い、言葉を交わす関係は、論理や対等性が成立する人間的な関係だ。この健全な性愛は、哲学用語で「プレジール」と呼ぶ。安心や安らぎがある反面、エロティシズムは管理人の髪のように薄くなる。
 
なぜならエロティシズムは歪んだ関係性を好むからだ。

エロスは対等な主体同士の関係を求めない。非対称で、どこか欠けた配置にこそ勃ち上がる。
その崩落的快楽のことを「ジュイサンス」という。
 
ヒールはその歪みを可視化する鏡なのだ。
 
自然な歩行を乱し、転びやすくし、身体に負担をかけ美を強制する。主体は宙吊りになり、完全に管理されない状況に置かれる。
その歪さ、ジュイサンスを管理人は好む。

 
いや、正確には、これを読んでいる君らも同じなはずだ。
 

もしパートナーとの関係に何の不満もなく、健全に満たされた性愛──プレジールの側にいると自認できるなら、ここまで読み進めることもなかろう。
日常では満たされない性欲、飢え、欠如。それを他者の裸や性行為で埋めようとしている。
 
 
そのずれた欲望の構造こそがジュイサンスなのだ。
 
 
そう考えるなら、管理人だけが歪んでいるわけではあるまい。むははは。

ナナちゃんたちに代表されるカップルクリエイターも、一見すると健全に愛し合うプレジールの関係に見える。だが。その行為をネットにアップロードし、それを覗きみる他者の嫉妬や欲望を煽る構造は、本当に真っ当といえるのだろうか?
見せる変態とそれに嫉妬しながら抜く変態。
 
この歪な非対称性こそまさにジュイサンスの神髄なのである。
 
ここに集う者は皆、ヒールを履かされた美脚のように、痛みと不安定さを引きずったまま快楽へ向かう──静かな共犯関係にあるのだ。


4:堕落の罪 真ヤル男

FC2からはいろいろ候補あったけど、鮮度高い最近の動画で一本選ぶなら真ヤル男くんの新作がおすすめ。昔の動画のが好きだけど、最近の彼の動画で一番抜けたな。
石原さとみ似の彼女の特徴的な唇がビール型のちんぽをじゅるじゅるする。
おまけに巨乳であり、ハメも楽しめた。去年のななちゃん回より抜けた久々の快作である。

唯一タトゥー痕だけが残念だった。

なぜヤル男動画が好きなのか────?

それは管理人が抜ける動画を選ぶとき、女性の視覚的要素のほかに、男優のちんぽで選ぶ性癖を持つからだ。彼のチンポは特徴的で、色調、光沢、輪郭、量感。どのパラメーターも、すべて管理人に刺さるように整っている。
 
 
これもわかりやすい快楽から一歩ずれた──ジュイサンス的な嗜好なのだ。
 
 
単純な気持ちよさだけを求めるなら、女優の技術やビジュアルだけで足りるはずだ。だが管理人は快楽が向けられる亀頭そのものにも無意識に感情移入してしまう。される側の快楽ではなく、視点を反転させ、口に入れる側の内面を想像して抜く。
そこに生じる同一化こそがジュイサンスであり、管理人好みのエロティシズムなのである。

堕落の罪は、ハメ師より、FC2運営よ。今時スマホに最適化されてないのはアカン。もっとショート動画世代がスマホで気軽に投稿できるようにすれば抜ける素人動画増えるとおもうんだよ。人気ハメ師よそのサイトに移行してるし。ハメ師たちは頑張っとるが、堕落した運営に喝じゃ。

5:暴食の罪 SweetieYico

続いて、暴食の罪、SweetieYicoちゃん。これまた台湾系クリエイター。
これも抜けんだよなー。彼女はね、フェラが抜ける。
真っ赤な唇が秀逸。この唇でちんぽをぐいぐい食う。まさに、暴食の罪よ。


管理人は尻とヒールも好きだが、真っ赤な唇に目がない。
なぜだろう。少し哲学的に解剖しよう。
ジョルジュ・バタイユ は、エロスを「死に触れること」と定義した。
この定義で読み解けば、真っ赤な唇が持つ意味は明確になる。
 
 
赤い唇は────いわば血の暗喩。
 
 
その色は生の色であり、死をにおわせる色でもある。

輪郭を過剰に赤く装飾すればどうなるか。身体の境界が不自然なほど際立たされる。
エロティシズムとは、主体の境界が定まらず、生と死のあいだで揺れ動く状態にこそ宿る。
赤い唇は、その境界をわかりやすく可視化する装置なのだ。

その境界が触れ合い、行き来を繰り返すことで、生と死の感覚は何度も反復される。
記号としての美しさと、快楽の反復が重なり合い、エロスは徐々に増幅していく。

真っ赤な唇が強烈にエロく感じられるのは、そこに「生と死の揺れ」がひとつの輪郭として凝縮されているからである・・・とまあ蘊蓄は一見にしかず。単純な映像の暴力としての気持ちよさに酔えるからクリックしてさっさとみろっちゅーこっちゃ。


6:怠惰の罪 パニックアメリカ

これは変化球だけど今年イチおススメ
AI系でダントツでシコってる。新作を楽しみにしているエロ同人作家のひとり。

催●アプリで全員支配、妊娠適齢デカ乳美人おじさん赤ちゃん托卵中【総集編】
催●アプリで全員支配、妊娠適齢デカ乳美人おじさん赤ちゃん托卵中【総集編】

主役がキモいおっさんなのにショタというトチ狂った性癖漫画。
チビなハゲおじが「ママ・・ママ」といいながら催眠かけた美女や人妻やアイドルを妊娠させるシチュ。この突き抜けた変態性癖が素晴らしい。
 
AI絵はマスピ顔にうんざりする作品も多い。だが、許せるカツラとそうじゃないカツラがあるように、うまく違和感を消臭した許せる絵に仕上げている。

AIを使うと「努力を放棄した怠惰の罪」で全絵師から嫌われる。
実際、パニックアメリカの過去作品は下手すぎてとても抜けたものではなかった。
 
 
──だがそれでいい。
 
 
一般漫画は努力・友情・勝利が肝だが、エロはそうじゃあない。
 
不正・背徳・破滅。管理人はこの3つこそがエロで重要な3要素と考える。
 
実際に、抜ける多くのエロは、真っ当な出会いや恋愛という過程をすっとばし、いかに不正してセックスという目的地へ到達するかを描いている。(催眠なんてチートそのものだ)

不正とは、正面から努力しないこと。正当性を欠き、いつ剥奪されるかわからない成功。 手に入っているのに、足場が定まらない──これは、典型的な宙吊りのエロスだ。
そして背徳。 友情や愛情を裏切り、利己的な快楽へ溺れること。社会的な禁忌を飛び越えて、日常では味わえないリスク付きの快楽を貪る。それがエロ漫画の醍醐味でもある。
最後に破滅だ。 不正と背徳で得た快楽は、必ず代償を請求する。いわば寿命の前借りであり、いつ回収されるかわからない期限付きの快楽なのだ。
 
積み上げによって報酬を得る努力・友情・勝利と違い、不正・背徳・破滅によって得られるエロスは、つねに死と隣り合わせなのだ。

 
 
だが──、いつ破滅するかわからない恐怖の中にある不正や背徳の快楽は、エロスを最大化する。
 
 
それをパニックアメリカは作中の中だけではなく、自らの作家人生そのものでも体現している。
合法で、健全で、危うさのない同人作家がいまひとつ抜けないのは、エロスの構造上ある意味仕方のないことなのだ。
AIは怠惰の罪かもしれない。──だが。世の中、抜かせたもん勝ちなのである。

7:憤怒の罪 炎上した女たち

最後は、憤怒の罪。今年、炎上という形で社会の怒りを一身に受けた女たちだ。
代表的なのは先日自慰を表明した前橋市、小川昌前市長。この人…正直抜ける。抜けすぎる。こーいう性欲オバハン、やたらエロい。
なぜ炎上した女はエロスが増すのか──?
 
 
それは、彼女たちが本来秩序の側にいたからである。
 
 
公共性や道徳や規範────。それらを体現すべき立場の人間が、欲望に屈し、安全圏から足を踏み外す。その無様さとリアルさが、強烈に刺さる。
エロティシズムとは、死に触れることだ。安全側の人間が越境し、破滅に足を踏み入れたとき最大化する。顔が抜けるとかスタイルがいいとかそんな低次元の話ではない。仮に彼女がAVにでてもさして興奮はしまい。
 
欲望に屈してはいけない高い立場の人間が転落する─、その社会的死にエロスが勃ち上がるのだ。
 
炎上繋がりでいうならば、永野芽衣、たぬかな、鹿乃つの。これらも同じ構造で抜けてしまう。
炎上した理由や是非は、ぶっちゃけどうでもいい。
重要なのは、社会から怒りをぶつけられ、安全な立場を失い、宙吊りにされてる状態にエロティシズムを感じるのだ。炎上の渦中にいる女性たちの、無垢な笑顔に触れると、管理人の下半身は静かに熱を持ちはじめる。
ハナから安全な場所に居場所がない人間に対しては、この焔は揺らがない。
帰る場所がある人間が、供儀を強いられる、その不安定な足場のぐらつきにエロティシズムが宿るのである。

まとめ

以上が、今年管理人が不覚にもシコらされた7つの罪の数々である。七つの大罪とは、誰かを断罪するためのものじゃあない。管理人がどこで欲望に負けたかを、確認するためのタイトル名だ。
管理人もこのサイトを作って、気づけば10年が勃つ。振り返れば、この10年は欲望と罪の記録でもあった。

そもそも、他人の作品や表現を勝手に語り、勝手に抜き、勝手に紹介する。それ自体が、ひとつの罪だ。実際、たびたび弁護士から怒られている。それが、このサイトなりの贖罪だ。
 
だから管理人は、紹介リンクをなるべくアフィ誘導のないOnlyFansやPornhubやXに繋げるようにしている。免罪にはならないが、せめて搾取だけにはならないように。
 
年を取ると賢者モードも長くなり、抜いたあとに考える時間が増えた。
これはなぜエロかったのか。なぜ、あれはあんなにも抜けたのか。
そんなことを、哲学的に考えるようになった。

節目の10年目に、エロと哲学、そして罪と贖罪について書きはじめた理由は、たぶんそこにある。
興味があれば、NOTEにまとめてあるので覗いてみてくれ。

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